その昔

リクルート事件というのがあって、それ以降日本の政治は迷走していると思うんだ。
失われた10年どころか、20年すら超えていることを思うと、やるせない気分になる。
 
事件が発覚したのは1988年。
翌年の参議院自民党過半数を割ってから、ずっと自民+αの連立政権。
あの時は消費税3%が導入されたのもあったね。
牛肉とオレンジの輸入自由化は、今からすると票を大きく減らす理由がわからんね。
農家の方が反対するのはわかるけど、全体で考えればそんなに影響力は無いような気がするし。
 
そのあと佐川急便事件があって、自民党社会党も随分やられて、政治改革が叫ばれて。
でもそれもすんなりいかずに、自民党が分裂して小政党が乱立して。
小沢もここで自民党を出ざるを得なくなったりした。
その結果、非自民政権ができたものの、
小選挙区比例代表並立制とか政治改革でまたモメて、細川政権は崩壊。
この時、自民党は野党で立派に審議拒否してたよね、うん。
この後も羽田内閣はこれまた短く2ヶ月強で終了し、自社さ政権になった。
 
その間にバブル崩壊があったけど、政治がこんな状況でまともな対策が取れるわけも無いわな。
 
 
一昔前のことなのに、無かったかのように扱って、また政権交代とか言ってるの。見てらんない。
自民が勝とうが民主が勝とうが、また政策のてんでバラバラな連立政権ができて、gdgdするに決まっている。
  
政治なんか信用できるかっていうのも当たり前。
それでも選挙は行くけどね。だってそれしか方法無いんだし。
少なくとも文句の10や20は言いたいな。割を食ってる世代としては。